転売をめぐる戦いはまだまだ続く。

少し前にこんなニュースをみた。 
 
チケット高額転売を防げ 定価売買の公式サイト本格運用 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170601/k10011002281000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001
 
ニュースになったチケット売買サイト「チケトレ」は音楽業界団体等によって運用されていて、定価販売(プラス手数料が発生)としっかりとした本人確認が特徴。
 
手数料が高いという声もあったり実際利用されるのかはわからないけど、業界が動いたというのは面白かった。
 
そして今度はこんなニュースが。
 
転売目的でチケット不正購入か 防衛技官を逮捕 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170605/k10011007101000.html
 
分身の術が如く、同僚の名前などを使い”嵐”や関ジャニなどジャニーズのファンクラブで複数のアカウントを作り、チケットを購入・転売することで2000万円以上稼いでいた疑いで、ある男が逮捕されたというニュース。
 
ジャニーズもコンサート会場での顔認証や転売をしたファンクラブ会員にペナルティをあたえるなど努力をしていたが、ファンクラブ入会については本人確認はないので、チケット購入段階では”なりすまし”を防げなかったのだろう。
 
ん?ジャニーズは転売自体を禁じているから、チケトレには参加しないのかな。
 
ちなみに今回の転売屋の男は”電子計算機使用詐欺罪”という罪で捕まったそうだ。
ダフ屋行為は条例で禁止されている地域もあるが、法律では罰せられない。
 
チケトレでもジャニーズの話でも”本人確認”というところがポイント。
”本人確認”、”身元確認”は、転売とは全然別の話(電子決済やマイナンバーのことなど諸々)でも重要な要素だから、考えるといろいろと興味深い。
 
あ。。。ちょっと待てよ。
 
チケトレで”本人確認”の上で売買がされても、今はまだ他所で売れる状況だから、チケトレで仕入れてまた高額で転売できてしまう。。。
 
コンサート会場でファンや興行側が考える公正なチケットだと確認できないと、やっぱり本来の目的は実現できない。
売買の記録が残るブロックチェーンみたいな仕組みが必要かもしれない。
 
なんだか難しい話になるなぁ。
 
ピンハネ”、”ブローカー”、”ダフ行為”、”転売屋”なんて書くととてもイメージが悪いけど、安く仕入れて高く売るという点でその他の商売と変わらない。
 
冷静に考えてみると他の商売にだって、ひどくネガティブな感情が湧くことも少なくない。
おカネのことになると、どうしても多くの人が感情を激しく揺さぶられる。
 
元も子もないんだけど、難しい技術や仕組みを考えなくても、みんながちょっと思いやりの気持ちを持てれば、簡単に解決するんだろうな。
 
なんてノンキなことを言ってみる。
できれば近江商人がいうところの「三方よし」でいきたい、とわたしは思う。