いい映画にはいい音楽が鳴っている

 人それぞれ好みはあると思うけど、ヒットする映画や名作だと言われている映画の中では、いい音楽が鳴っていると思う。

見終わった後、テーマや印象的なメロディーが頭の中に残っている。

映画館の音響設備は家にあるものとは段違いだから、劇中に流れる曲もいつもよりよく聞こえるかもしれない。

最近観に行った「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックス」の最後で P-Funkの名曲「Flash light」が大音量で流れたときはゾクっときた。映画館の音響はやっぱり良いし、かつ映画の世界観とぴったりだったから見事にヤラレタ。

 

今年の夏は身内のリクエストで「パイレーツオブカリビアン最後の海賊」を観に行ったが、その後はあの例のテーマが頭の中をぐるぐると流れてた。 シリーズ通して刷り込まれているせいかもしれないが。

実際、あの映画にぴったりの曲だ。 本当は映画でもちょこっと流れてるディズニーランドのカリブの海賊で流れている海賊のうたの方が好きなんだけど。

 

音楽でがっかりすることもある。

じつはすぐそのあとに、おなじ時代劇でエンタティメントな映画「忍びの国」を観た(公開日は海賊の映画と同じ)。

映画のしょっぱな二つの忍者集団が戦闘するシーンで流れた音楽を耳にして、一気に気分が萎えてしまった。

適当に歪んだエレキギターとベース・ドラムの構成の青臭いヤンキーの抗争シーンに合いそうな感じ(それが狙いか?)の曲だったのだが、あまりに安直でまるで工夫が感じられず、とても残念な気持ちになったのだ。

あくまでこれは個人の主観だし、茶の間のテレビで観ていたらスルーしてかもしれないが、映画館だと際立つ。だいたいの人にはどうでもいい部分かもしれないが。

 せめて海賊映画の前に観ておけば良かったと後悔した。

 

ちなみ鬼平犯科帳のエンディングで流れていたジプシーキングスの曲はラテン音楽だったが、作品にとても馴染んでいて素敵だと思う。

映画の全体の評価はともかくとして、昨年末に公開された「真田十勇士」では戦闘シーンにジャズテイストの曲が流れてたけど、ちょっと新鮮で面白かった。

娯楽映画だから、映像に合わせてジャズミュージシャンが即興で演奏するとか、前衛的な音楽を取り入れるとかそんなことは望んではいないんだけど、なんだかモヤモヤして「燃えよニンジャ」まで久々にDVD借りて観てしまった。

頭に残るような曲はなかったけど、パーカッシブな音楽がものすごく映画にマッチしていた(チャックノリスの映画にも使える感じ)。B級の名作映画だけど、全然良い。

 

そういえば、去年の「シンゴジラ」の劇中の音楽は素晴らしかった。

初代ゴジラの音楽を基本そのまま使用し、かつエヴァンゲリオンの劇中の曲も再使用していたが、各シーンに馴染む曲だというだけでなく、聞き覚えのある曲が流れるのも効果的で、虚をつくリミックスなやりかたは、ひどくニンジャ的だった。

 

たかが映画の中の音楽かもしれないが、一工夫あるとそれだけで楽しいし、それが映画の中でぴったりとはまるとやっぱり最高なのだ。

 

こんなことがきっかけで、なにげなく聴いていたスターウォーズ、ロッキー、仁義なき戦い、アナ雪の主題歌などヒットした映画の音楽って強力なのだなぁと改めて思った。

聴くだけですっかりジャックスパローな気分になれる「パイレーツオブカリビアン」のテーマ曲は本当凄い。

そこまで好きな映画じゃないのに頭から離れない。

ああ、やっぱり刷り込まれてるのかな(笑)